施設の概要

水処理フロー図

浄水場には、いろいろな形の池、さまざまな機械が並んでいます。

浄水場では、これらの設備を使って

１．沈でん　　　　２．ろ過　　　　３．消毒

の順序でダムの水を安全で衛生的な飲み水につくりかえています。

利根川からの水を取り入れ、沈砂池で小石や砂を取り除きます。次に粉末活性炭を加え、色やにおいのもととなる不純物を取り除き、取水ポンプで浄水場へ送ります。

取水場からの水を受け入れ、水の勢を調整します。

ポリ塩化アルミニウムと呼ばれる薬品を加え、かくはんして水とよく混ぜ合わせます。

薬品が注入された水をゆっくりとかき回し、濁りの粒子をくっつけ合わせ、沈みやすいかたまりにします。

濁りのかたまりを沈でんさせて取り除きます。

沈でんしなかった小さな浮遊物を砂の層でろ過して取り除きます。

ろ過池できれいになった水に次亜塩素を加え、消毒します。

きれいになった水をいったん、ここに、貯えます。

使われる水の量に応じ、浄水池の水を各地の配水池へ送ります。